whitefanglove’s blog(編集中)

自分のお出掛けした際の主に食べたものと温泉の忘備録です(現在まだ某所からの引っ越し作業中です)

オステリア・マンジャベーネ (奈良県天理市)

2009.4
ディナータイムに再訪。

前回紹介した男性の給仕のかた、早くもやめて、またシェフ一人になってました。(^^;
よって現在は、回転なしの予約のみ+人数制限を設けております。

今回は奥さん方の両親との会食でしたが、披露宴?で使った某フレンチの味は合わんかったと、こそっと言っていた父上殿も、こちらの料理にはご満足。また連れていけと催促されております。(^^;

なんだか同じメニューでも、行くたびに進化しているように思います。
たとえば、山形牛タリアータ、最初に行ったときは、パルサミコの酸味がソースの主をしめていたのが、今は何か甘み成分が加わって、奥の深い味わいになってます。

あと、普段より肉が大きかったんですが、本日、最後の客だったので、出血大サービスでしょうか?(^^;
なんだか150gくらいはゆうにあったように思います。

もっと予算の高いお店まで広げたら、もっと凄いお店はいっぱいあるんでしょうけど、自分の舌に合っているというんでしょうか、この価格帯のイタリアンでは、奈良だけでなく、全国中で比較しても、ここが今のところ一番です。

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2009.3
スペシャルランチにて再訪。

接客の人が男性に変わってました。

前回いただいた山形牛タリアータやウニとイカ墨のパスタなどのディナータイムの価格追加で食べられるものを量を少なめでいただくという感じで、ものすごいCPでした。

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2008.11
ディナーにて来訪。

ディナーは3800円のお任せコース1種類のみ。
一番気になっていたことはお昼との価格差に見合っているかどうかです。

お口始めに、スティック状のパン。それからバゲット。

前菜は4種。さつまいものスープ、トマトのモッツァレラチーズチーズ乗せ、鰯の香草焼、あと1つ何だったか忘れた。(^^;

パスタは、タコとししとうのトマトソース、ホロホロ鳥ソースのオープンラザニアを選択。レトルトのラザニアしか知らないもんで、オープンラザニアって初めて体験しました。
夜のパスタは、種類も、通常のスパゲッティに加えて、ラザニアやピッツァも選択支に追加され、+200円のワタリガ二のパスタはカニの甲羅に中にパスタが盛られているもの、+400円のイカ墨とウニのパスタはウニのでっかい身が何個もパスタの中にてんこ盛りでした。

メインは、マダイのポワレ カルポナータ添え サルサべッテ、山形牛タリアータ 20年物バルサミコソース(+400円)を選択。
写真ではわかりにくいですが、山形牛タリアータは、上の菜をどけると、採算大丈夫?ってくらい、上質で大きなお肉がいっぱい載ってます。お肉が苦手な私でも山形牛の美味しさはわかりました。柔らかく、綺麗なサシが入っていて脂が美味しかったです。

デザートは4種+α。カボスのグラニテ、なしのシャーベット、リコットチーズのムース、柿。さらに食後のドリンクのときにクッキーがついてました。大分県民にはカボスのグラニテとは嬉しいサプライズ

前回からたった1ヶ月ちょっとですが、中西シェフと女性スタッフとの連携、前回よりも格段によくなってました。結果的にランチよりも手が込んでいるのにサーブその他のタイミングは今回のほうが早かったです。

結論として、内容、ボリューム、雰囲気、ランチとの値段アップに納得以上の出来栄え。今回もいろいろ勉強させていただきました。次回は年明けくらいに、お昼のお任せというべきスペシャルランチ(要予約)にて再訪したいです。

いろいろなお店で食事していますが、この店、良いものを提供したいぞーって、シェフの気持ちがお皿からひしひしと伝わってくるんですよね。お皿から気持ちが伝わってくる店って、そうそう無いんじゃないかと思います。

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別のお店のレビュー内で名前が挙がっていて、気になっていたお店です。機会を伺って訪問しました。

天理駅のロータリーから道に沿って東に数100メートルほどいったところの信号のない交差点の角っこにあります。店の横の角っこを路地に入っていったところに駐車場は3,4台分ほどあります。

店内はカウンター6,7人とテーブルが2つ。10数人も入れば満杯のこじんまりとした感じ。シェフ一人、給仕が一人。雰囲気としては明るく、馴染みやすく、フランクな印象です。

開店時間前から駐車場で待機していた私らと次の組+予約組で本日は終了。後からきた何組の人たちが断られておりました。予約は必須だと思います。

ランチのメニューは3段階のコースになっており、
Aコース(1200円)は、前菜、パスタ、デザート、ドリンク。
Bコース(1900円)は、前菜盛り合わせ、パスタ、メイン、デザート、ドリンク。
Cコース(3000円)は前日までの要予約。詳細未確認。
パスタとドリンクは数種類のなかから選べます。

Bコースをチョイスしました。

前菜:なんとか芋と栗のスープ、いわしのフライ、小鮎の南蛮漬け。酸味とスパイスの使い方が、これ以上少ないとあっさりで物足りないという感じになるし、これ以上多いと攻撃的になってしまうという攻め技合いが絶妙です。

バゲットはお替り可。塩加減が絶妙の本格的なバゲットです。

パスタは3種類あり、ホタテとズッキーニのトマトソースパスタと秋刀魚とオクラのパスタを選択。もう1種類は忘れました。具が新鮮で、脇役に終わることなく、これでもかというくらいにたっぷり入ってます。トマトの酸味と秋刀魚の酸味が良い感じ。最近、イタリアレストランに行くとアルデンテを意識しすぎているのか硬い茹で加減のお店が少なくないのですが、こちらは茹で加減が硬くもなく、やわやわでもなく、もちもちとして、ちょうど良い感じ。なんか久しぶりに、こういう、ちょうどいい茹で加減のお店に会えました。

メインは鯛のポワレ。すいません、写真撮り忘れました。(^^;
鮮度よく、皮はパリパリで、身がぎっしり。合わせるバジルソースがほどよい酸味とやさしい感じのソースで素材の良さを引き立てます。

デザートは3種類。いちじくのタルト、チョコムース、梨のシャーベット。
はっきりいって専門の洋菓子店にも負けておりません。

食後のドリンクはカプチーノをチョイス。

前菜から最後のドリンクに至るまで一切手抜きがありません。秋刀魚、梨、栗と季節を感じさせる素材と、質、ボリューム、お値段を考えてギリギリで頑張ってるなぁという感じです。これからも大変だとは思いますが頑張っていただきたいお店です。

シェフ一人、給仕が一人で、一切手を抜くことなく作業されていますので、時間は大めにみておいたほうがいいでしょう。私たちは2時間ほど店内にいました。時間がない日や、元来ゆっくり食事なんて我慢できない人とかは避けられたほうがいいでしょう。


予約と余裕あるお時間はお忘れなく。