whitefanglove’s blog(編集中)

自分のお出掛けした際の主に食べたものと温泉の忘備録です(現在まだ某所からの引っ越し作業中です)

ラ リベラ  (北海道帯広市)

帯広の隠れ家的イタリアンです。

店内は、ほどよく落とされた照明、数個のテーブルに、ゆったりとしたスペースで、街中の大人の隠れ家といった趣です。外見はオレンジ色の外装で内装とギャップを感じたのですが、元々あった別のお店を再利用しているのかなぁ?と思いました。

駐車場はお店の前と裏に数台ぶんつづ。

スタッフはシェフと給仕の女性の2人。
ですが、本日は女性のかたのほうが体調がよくないとのことで、シェフ一人で接客から調理まで全てをこなしている関係から人数制限をされておりまして、同時に複数のグループを取らないように、一組が来ると表に満員の札を立てて、それ以上、お客さんが入らないようにして、その一組が変えると、表の札を営業中に裏がしておりました。目先の数よりも、一組一組を大事にする立派な姿勢だと思います。
なので、女性の給仕さんのほうには会っていないのですが、シェフのほうは非常に若いかたで、すごく真面目そうな感じのする人でした。

ランチのコースは大きくわけて2つ。前菜、パスタ、デザートのパスタランチ(1200円)と、それにメイン料理を付けると1800円。
パスタは何種類かから選ぶことができて、じゃがいものニョッキとなんとかのぺぺロンチーノを選択。

最近のイタリアンにありがちな1皿1皿がちょん盛りで、、ということはなく、しっかり食べ応えのある、良い意味で男の料理という感じです。味付けは全般に濃厚でパンチにあふれていますが、食べた後の後味がすっきりしている印象を受けました。

ここで食べたニョッキが美味しかったので、後日、奈良の某イアリアン専門店でニョッキを食べてみたのですが、こちらのほうが遥かに上。たかがニョッキ、されどニョッキ、思いっきり差がありました。

メインは十勝豚さんの煮込みでした。

自家製パンも美味しかったです。たくさんお代わりしてしまいました。

デザートはピーマンのムースで、ぇピーマン?とか思ったのですが、しっかりすっきり美味しかったです。何度も試作と試食を重ねて研究している感じがしました。

今回はランチで軽くお披露目という感じでしたが、品数も手の混み方も増えるディナーだとどうなるんだろうと、何年後になるかわかりませんが、再訪に思いをはせております。まだまだお若いシェフさんですので、そのときには、どうなっているんだろうと期待に胸膨らませております。

帰り間際にすこしお話させてもらって、こちらが奈良から旅行に来たとわかると、奈良のお勧めのイタリアンを挙げていました。帯広の地で奈良のイタリアン事情まで情報収集しているとは、なんと研究熱心なのだろうなぁと感じました。

ますます、これからに期待大の帯広イタリアンです。