whitefanglove’s blog(編集中)

自分のお出掛けした際の主に食べたものと温泉の忘備録です(現在まだ某所からの引っ越し作業中です)

春木春陽堂  (奈良県葛城市)

当麻寺の初春を告げる風物詩 姫餅


毎年4/20頃より當麻のお練りの翌日(5/15)までの期間限定で姫餅を販売されている春木春陽堂さんです。

當麻寺の名物餅菓子といえば中将堂本舗さんの中将餅が有名ですが、こちらの姫餅もヨモギ餅の上に餡子という、似たような形状をしております。

ネットの情報ですが、”その昔當麻寺奥の院の僧侶から當麻に名産品を作ってほしいと依頼され先々代のご主人が考案した當麻寺のボタンの花びらを表したヨモギ餅は、當麻曼荼羅の中将姫にちなんで「姫餅」の名がつけられたそうです。”だそうです。勝手に引用、すいません。

、、、ということは、こちらのお店のほうが當麻寺名物の元祖になるのかな?という気がしないでもないのですが。

近鉄当麻寺駅から當麻寺へ向う路地(細いけど意外に交通量多し)にあります。
何度か、この道を通っておりますが、全然気付きませんでしたので、おそらく、この時期だけ看板を出していて、普段は普通の民家なのではないかと思います。
敷地の一部分を駐車場として開放しております。

壁には一面に予約されている人の名前が書かれておりました。10箱とか書かれている文字もあり、地元のみなさんにとっては、ずっと、この販売時期を待ち焦がれていたのではないかと思います。そして、また1年後を楽しみにするのでしょう。

メニューは姫餅とヨモギ大福の2種類。姫餅は個数違いでいくつかありました。

姫餅10個入りとヨモギ大福5個入りを購入。

細かなお値段は覚えてないのですが、同サイズで、中将餅さんよりちょっと安かったように記憶しております。

さて、中将餅さんとの食べ比べという説明になりますが(同じ日に中将餅も買いました)、餡については、こちらのほうがやや均等に攪拌?されているといった印象で、甘さについては一口目は濃い?と感じるのですが、後に甘さが残らず、すっと甘さが消えていくような感じです。
お餅については、こちらのほうが弾力があり、しっかりしているといった感じです。
ヨモギの香りに関しては、こちらのほうが強く感じる、という印象でした。ヨモギ餅!ということに重点を置くのなら、こちらのほうがヨモギの香るヨモギ餅といえると思います。

こっちは期間限定、中将餅は年中営業なので、どちらがどう?というのは無意味のように思いますので、好みに応じてチョイスがよろしいかと。両方買って食べ比べも楽しいですよ。

ちなみに、食べ比べした結果、奥さんは中将餅派、私は姫餅派でした。