ホテル養老牛 (北海道中標津町)
いつもネーミングが気になっていた^^養老牛温泉へ。
周囲に牛がいっぱい放牧してるからの由来なのかと思っていたら、語源は諸説ありますが、アイヌ用語の”水”に関係する言葉からきているようです。
養老牛温泉といえば温泉マニアの間では、こちらのすぐ隣にあり、日々いろいろなことに挑戦を続ける元?秘湯を守る会の”だいいち”さんが有名ですが、お値段の関係で^^;、すぐ隣にある”ホテル養老牛”にしました。
幹線道路(農道)沿いですが、養老牛温泉周辺にいくつかの宿がぽつぽつとあるだけで、こちらも周囲は何もない大平原が広がっています。
横を小川がさらさらと流れています。
若干、時を感じさせる外観。新しめの施設ではありませんが、古き良き温泉宿といった風情で、落ち着く印象です。
温泉は、大浴場、そこから続く、露天風呂、別棟(廊下でつながってますので出る必要はありません)にある数人サイズの家族風呂がいくつか。第一印象はそんなに特徴ないお湯ですが、ほのかにツルヌル感あり、肌を包み込むような優しい泉質で、また、露天風呂からの眺めが雄大で、目の前を流れる渓流を見ながらの静かな場所なので、大変ゆったりとした時間を過ごすことができました。翌日、肌がサラサラになっていました。
余ってる部屋を再利用したような感じでしたが、食事は部屋とは別の個室でいただきます。料理は自産といいましょうか、このあたりでとれる山菜や川魚。また名物料理として初乳から作る牛乳豆腐なるものあり。それに刺身や肉など、ぱっと見は地方の温泉宿にありがちな第一印象なのですが、基本に忠実に1つ1つ丁寧にしっかり作られていて味付けも吟味されていて美味しく満足いただける品々になっていました。